KY / Villa

Nagano, Japan
2019.05

暖炉を中心に、森とつながる別荘。

老朽化に伴う別荘の建て替え計画である。小さな敷地で最大限のボリュームが求められた。

解体された建物は切妻屋根で、その象徴的でもあった棟持丸柱を、昔の記憶を感じられるよう再利用した。

ピロティからエントランスへ、階段室のアール天井そしてアール壁に沿って2階の広いLDK空間へと誘い、年月と共に成長した樹木が目の前に広がり、 生活の中に取り込むことができた。

また、深い軒のある2階バルコニーはLDKと一体的なテラスとして活躍する。テレビ中心ではなく、暖炉が中心の別荘として取りまとめ、ウォールナットの色調と天井と壁の白が調和する。

  • 用途

    個人住宅・別荘

  • 場所

    長野県

  • 建築面積

    119.70m2

  • 延床面積

    161.70m2

  • 構造

    木造2階建て

  • 竣工

    2019年5月

  • 設計監理監修

    渋谷 英知

  • 施工

    巴組

  • 写真

    渋谷 英知